今年初めにホームページを立ち上げて、オリジナル品(育児日記のスタンプです)の販売を初めてから約1年が経ちました。抜群の集客力と、サイトへの買い物カート設置の費用削減、で私が選んだのはAmazonへの大口出店でした。販売開始2日目にして商品が売れ始めてから、おかげさまで途切れることなくじわじわと売上げを伸ばしております。途中、首都圏近郊ばかりに売れていることに気付き、商品価格の改定とともに配送料設定をなくしたところ、全国各地からお買い上げいただけるようになりました。その後もサイトのリニューアル、商品群の追加をしながら、10月にAmazonのFBAの登録をすると・・・商品の売れるスピードがぐんとアップ。これには驚き!
AmazonのFBAというのは、簡単にいうと、Amazonの倉庫に商品をまとめて送り、Amazonから配送してもらうシステムです。JANコードなどがないオリジナル品でもFBAを利用することができるんですね。FBAに商品を登録すると、Amazonの商品サイト表示が変わって「通常配送料無料」のコメントが表記されたり、「プライム」の表示が出るので、ユーザーへの訴求力が上がります。ギフトラッピングや、代引きなど支払い方法の選択幅が広がるのもユーザーには大きなメリットです。
出品者側の作業は、FBAへの商品登録と、納品登録、その際システムから作成されるバーコードをラベルシールに印刷して商品に貼って、倉庫へ商品を送ること。有料でラベルシール貼りの作業もAmazonで請け負うサービスもありますが、私の場合はまだ登録商品が1種類で数も少ないので全て自力です。
気になる手数料ですが、今までかかっていた商品代へのカテゴリー手数料に、FBAの利用手数料として在庫保管手数料と配送代行手数料がかかります。FBAの手数料は容積に対して変わってくるので、小さくて高価格のものほど利益率は上がります。私の場合も、自分で配送業者に依頼する費用よりFBA手数料の方が安くなり、梱包代も削減できるので、スタンプセットを思いきってFBAに切り替えてみました。
結果、1.5倍近く販売個数が伸び、まだまだ伸びそうな勢いです。1日24時間、年中無休で出荷し続けるこのシステムにのると強力ですね。そして驚きなのが、FBAの販売レポートを見ると約8割の方が「エクスプレス便」を利用されているという事実。私の商品は今すぐ!という急を要する商品ではないと思っていたので、とても意外でした。
先日、商品発送の規定を満たした出品者に対して送っています、というAmazonからの案内に、出品者も当日便・お急ぎ便対応ができるようになりました、というものがありました。私にはまだ対応がじゅうぶんにできる状況にないので登録はしていませんが、ずいぶんスピードが求められる世の中になったものだなぁ・・・と思いながら、今日もいただいた注文の出荷の作業をしております。こうしてオンラインショップでもたくさんの方に商品をお買い求めいただけるというのは、本当にありがたいことです。