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Financial Times
何を忘れるべきか――グーグルが迫られる難しい判断 (2014.7.4)
国家主義を唱える人たちは、これをアメリカの新たな覇権の一歩と捉えるかもしれない。が、もうアメリカ政府は気づいているし、Googleも気づいている。もはや「誰かが利益を独占するためのしくみ」という域を、この問題は越えていることに。核分裂の仕組みや、電力というものの発見に近い。情報というものの取り扱いを、人類がようやく恐怖とともに知る瞬間だろう。企業どころか国家さえも制御できない情報の権利。個々人がどう生きていくかに大きく影響するようなライフ・ログが、これから生まれる人たちには生まれた時からついて回る。過去を消したいという概念さえなくなるのかもしれない。工業化という産業革命が強いた生き方の変化と同様のインパクトを、情報化という時代が強いている。
だが、私は楽観している。人はそこまで愚かではない。人はしあわせになるように未来を作る。過ちが許されない未来など来ないし、すべてが監視されるようなことにもならない。Googleがすべてをコントロールすることも、アメリカが世界を征服することもない。より豊かで、楽しい未来が来る。それだけは信じている。
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Wall Street Journal
ウクライナ政府軍、スラビャンスク奪還 (2014.7.6)
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