ORIZUME - オリズメ

1749.報道比較2014.6.4

1749.報道比較2014.6.4 はコメントを受け付けていません

[amazonjs asin=”480614066X” locale=”JP” title=”40代 あなたが今やるべきこと (中経の文庫)”]

中国、アメリカ、年金。どの順に並べるか、悩んでしまった。読者視点、モバイル視点で選んでみた。

朝日新聞・社説
天安門25年―改革になぜ踏み出せぬ

日本経済新聞・社説
天安門事件を見直せない中国の危うさ

中国がヤスクニと言うのなら、日本は天安門と言えばいい。もちろんそんな品のない攻撃をしない日本の政治はすばらしい。25年前から中国が変わったのは、金持ちになったことだけだ。運が良かったのではない。能力があったわけでもない。必死に働いた。その努力は認めるが、そんな政治が金持ちになったらどうなるのか、世界は嫌な予感で見ていた。いま、中国と接している国で起きているのが予想通りの紛争だ。
このまま進んでも、未来はない。次に中国が手にしなければならないのは知性だ。リーダーになった時、中国が世界に道を提示しなければならない。誰もが頷くルールや、誰もが憧れる技術を持たなければならない。そういう知が集まるのは、自由な場所だ。日本は、これができなかった。技術や経済だけで世界一になっても、誰も認めてくれなかった。中国は、もっと認められないだろう。ルールはめちゃくちゃ、技術もないのだから。どうやら習政権は、それを直す気があるようには見えない。今のまま進むなら、没落は早いだろう。

[amazonjs asin=”4198636672″ locale=”JP” title=”中国はもう終わっている (一般書)”]

Wall Street Journal
アジア重視政策の本気度問われる米国―アジア安保会議 (2014.6.3)

Financial Times
米国の景気回復が生ぬるい理由 (2014.6.2)

今回、ピックアップしたWall Street Journalの記事は「社説」だ。Wall Street Journalがアジア重視の姿勢をアメリカ国内にも示せと言ってくれているのはありがたい。もう選挙ばかり気になっている。それがオバマ氏や議員の本心だろう。民主主義の弊害がアメリカをさらに悩ませる。Financial Timesの意見が、アメリカ経済への大半の意見だ。金持ちをさらに豊かにしてももう意味はないが、中間層以下への対策が効果を示さない。
いま、アメリカでは債券も株も上昇している。カネが世界で余っているだけのことかもしれないが、アメリカの未来がどうなるのか、悲観と楽観が入り交じっている。せっかく息を吹き返した株が、金持ちを潤すためだけの効果で終われば、次の下落は調整でなくクラッシュになるのではないだろうか。いまのままでは、その引き金をアメリカの弱腰の政治が引いてしまいそうだ。

[amazonjs asin=”B00KA25GWA” locale=”JP” title=”夢の国から悪夢の国へ―40年間続いたアメリカン・バブルの大崩壊”]

産経新聞・社説
年金財政検証 成長頼みとせず改革急げ

毎日新聞・社説
年金財政検証 将来への備えを怠るな

産経の主張が良い。シンプルにここまで提言しているのはすばらしい。毎日は解説しているに過ぎない。役に立たない社説だ。
毎日のような姿勢でいれば、間違いなく年金は破綻する。年金が破綻すれば、健康保険も怪しくなる。生活保護も制度は大丈夫だろうが、受給者は高齢化している。年金が破綻すれば、さらに受給者が増える。本来の生活を支援する意味では機能しなくなるだろう。今回のニュースを聞いて、さらに支払う意志を失ったのが現役世代と、基金に参加している企業だ。もうモラルハザードを越えて、未来へのリスクを考えたら払いたくないと言っても不思議ではない。2035-2040年くらい、いまから20から25年先の年金は破綻するかも、と言われたのだから。
40代はビンゴ。もっとも怒りとともに支払う意志を失った。この人たちが総務や組合の重責を担っていたら、年金基金への提言くらいするかもしれない。50代以上の方は、助かったと思っていたら見込み違い。数年で「やっぱり払えません」と言われる時に、現役復帰ができない高齢になっている。もっとも不幸なのはあなた方だ。団塊の世代、理解しているだろうか?30代未満は「新しい制度はどうなるだろう?」と考えているに違いない。すばらしい。日本の場合、おそらく払った分は次の制度にもスライドしてくれる。払わないよりは払った方がいい。ここでそこまで読めた人は、かなり聡明だ。
つまり、この宿題を片づけるのは、40代以上の世代だ。いま、仕事で必死で働いている世代。日本の経済成長を担っている人たち。私も含めて、この世代が本気で20年後の自分に、今から向き合って日々を過ごさなければ、未来にもらえるカネはなくなる。
さあ、どうしよう?

[amazonjs asin=”4594058736″ locale=”JP” title=”「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)”]

Comments are closed.