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1635.日本のクルマ業界もここまでするだろうか?テスラ販売禁止の州がこんなに

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クルマは直販しちゃダメ。製造する会社は販売会社に卸して売ること。
こんな法律があることで、アメリカのいくつかの州でテスラが売れなくなってます。

イメージはForbesより。原典記事は、こちら

直販にこだわるテスラと、既得権にこだわるディーラーとの争いが、ついにここまで。
むう…テスラ株、持ってるんだが。
  
  
パッと見ると、テスラのやり方に、古くからクルマの販売で儲けてきた田舎の資産家商売人が怒っている、という構図。
おそらくそれも事実なのだが、そういう構図が成立するための歴史はある。
クルマは壊れる。タイヤはすり減るし、ランプは切れる。だから修理が必要だし、メンテナンスにはそれなりに技術やメーカーのノウハウを判っていないとできない。
そして、クルマはやっぱり値が張る。ローンもいるし、トラブルになる可能性も高い。このリスクを取って、モータリゼーションの一角を地味に支えてきたのが、地元の資産家がリスクを取ってはじめた自動車ディーラーだった。

これは、日本でも変わらない。日本中のディーラーを回った経験があるが、地元で資産家にあたるような人たちが、金儲けとともに、クルマというライフスタイルを届けよう、地元の人たちが楽しんでもらえるように、とはじめた自動車販売。こんなシステムも、製品の品質向上と、ITがぶっこわしていく。これは産業革命と同じような衝撃が、様々な業界に起きているんだなあ、と思う。

クルマなんてどれもいっしょ。壊れたら、すぐに直してくれる。直らないなら取り換えて欲しい。愛着?別にない。
なんでEコマースでクルマは買えないの?
新しい世代は、シンプルにそう考えるだろう。
時代は変わった。愛車というコトバは死語になり、持つこと、シェアすること、借りることは曖昧になる。
テスラが直販にこだわる理由は、そのあたりだろう。

これを、時代だと受け入れる日が、日本でも近いに違いない。
電気自動車が走り、モータリゼーションが変貌する時、クルマを取り巻くビジネスもまた変わりそうだ。

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