ORIZUME - オリズメ

1083.報道比較2013.1.5

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THE BLUE HEARTS
℗ 2010 Tri-M, inc.

Wall Street Journal
外為市況4日 ドル続伸、米雇用統計発表後も88円台維持 (2013.1.5)
4日の外国為替市場で一段と円安・ドル高が進んだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が債券買い入れ措置を予想よりも早く終える見通しを背景とした前日からの流れを維持し、ドルは2010年7月以降初めて88円を突破した。ニューヨーク市場の朝方に発表された12月の米雇用統計は穏やかな内容だったが、円安・ドル高の勢いを大幅に抑えることはなかった。季節調整済みの非農業部門就労者数は15万5000人増と、上方修正された11月の16万1000人の伸びをやや下回った。失業率は、増加修正された11月の7.8%と変わらず7.8%だった。ダウ・ジョーンズ経済通信のエコノミスト調査では、非農業部門雇用者数が前月比16万人増、失業率が7.7%と予想されていた。昨年11月以降、ドルに対して11%軟化した円は、自国の問題も足かせになっている。自民党の安倍晋三総裁が率いる新政権が一段と積極的な金融緩和に関する公約を進めるとの期待から、投資家は強烈に円を売っている、としている。
この時期に88円でニュースになり、今の相場は94円。これを政治判断が起こした結果だとすれば、円安が望んでいた人たちの数を考えれば、安倍氏の評価は高まるだろう。
円安でデフレが終わるというのなら、私はこのまま静観する。着目しているのは違う2点。
円安のデメリットがいつから社会問題になるのかと、米国経済の好調さのレベルだ。
Wall Street Journal
年末商戦でも売れないウィンドウズ8搭載機
パソコン向け基本ソフト(OS)の新版「ウィンドウズ8」は年末商戦に入っても販売が芳しくないようだ。米国の市場調査会社、NPDグループが公表した最新のデータによると、米マイクロソフトが今年10月にウィンドウズ8を発売してから12月の第1週までの6週間における米国のウィンドウズ搭載機の販売台数は、昨年の同じ期間に比べて13%減少した。米アマゾン・ドットコムの「エレクトロニクス製品売れ筋ベスト100」を見ると12月26日時点のランキングにはタブレット端末が実に多い。
一方でパソコンはわずか4モデルしかなく、そのうち2つは米グーグルの「クロームOS」を搭載する韓国サムスン製のノートパソコンと米アップルの「マックブック」。残り2つは台湾エイスースと米デルのウィンドウズノートだが、いずれもOSはウィンドウズ7だ。ウィンドウズ8搭載機は今後、様々なモデルが登場し、やがては消費者市場にも普及していくことだろう。ただいずれにせよ、それまでにはしばらく時間がかかりそうだ。テクノロジー系ブログのリードライトはこうした状況について、「小売業者にとってはあまりにも先の話だ」と伝えている、としている。
まだ結論を出すのは早計だろうが、iPhoneやiPadは登場とともにずっと右肩が上がった状態で販売を今まで維持してきた。アップルには強烈なファンがいるといつも言われるが、「売れる」と読まれた製品は息切れせずに浸透していった。
Windows 8は、うまく離陸できていないようだ。いつくかのカンファレンスも体験して良い印象を持っていたが、残念ながら私はまだ製品を見た事がない。「売れている」という印象は、抱きようもない。今後に期待している。
日本経済新聞・社説
国力を高める(3) 産業の新たな担い手を育てたい
いま求められるのは、新たな成長の担い手だ。「人口が減るので日本の停滞はやむを得ない」といった宿命論を排して、足元を見つめ直せば、成長の芽はあちこちに眠っている。その一つが世界に通用する技術やサービスを持った中堅・中小企業群だ。見過ごされがちな彼らの真価に気付いているのは、むしろ海外企業かもしれない。航空機エンジン向けに耐熱性の高い新素材を生産するために、中堅素材メーカーの日本カーボンと合弁会社を設立するなど既に成果も上がっている。米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も日本で同様の試みを進め、ビジネスのタネ探しに余念がない。ホームページで注文を受け、クレジットカードで決済し、国際宅配便で発送する。松橋卓司社長は「優れた商品と経営者の意欲、そして多少の英語力とIT(情報技術)のスキルがあれば、資本力のない企業でも簡単に世界に売り込める時代が来た」という。日本でも世界に飛び出す中堅企業が増えれば、新たな成長の核になり得るだろう。安倍晋三首相は昨年末の就任会見で「政権の使命は強い経済を取り戻すこと」と述べた。だが、経済の活性化は政治の力だけで達成できるものではない。実際の経済の担い手である企業や個人が新たな挑戦に踏み出すところから、日本経済の再生が始まる、としている。
日経に言われなくても、私たちはとっくに気付いている。日計に気付かれた時はブームは終わり、というのが業界の迷言だ。ならば、もう少し放っておいて欲しい。
大きな会社は息苦しく、先の長さも見えない。本当に恐竜のように見える。RATと言われようが、私たちのような零細雑種は、すばしっこく時代を読んで生き長らえていく。

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