ORIZUME - オリズメ

1082.報道比較2013.1.4

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TED
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新年の暦が休みやすいカレンダーのため、この日まで中身の薄い社説が多い。海外紙のみを取り上げる。
Wall Street Journal
病との闘いを一変させる6つの医療革新 (2013.1.4)
医学界に変革をもたらし得る今日の6つのトレンドを紹介する。
1.ボストン小児病院の心臓外科医らは、心臓が半分しかない状態で生まれてきた子供たちを助ける方法を開発した。からだが本来持つ自然治癒力と成長力によって、実質的に半分の心臓を1つの完全な心臓に成長させてしまうのである。
2.英オックスフォード・ナノポア・テクノロジーズ社は、昨年11月に開かれた遺伝学カンファレンスで、多くの人がいずれは携帯電話のように身近になるだろうと予測する新世代の小型DNA分析装置を発表した。しかもそのサイズはすでに携帯電話と同じだった。
3.マサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置くがんの遺伝子解析の臨床への応用を目指すファウンデーション・メディシン社が開発したテストである。新興企業である同社の共同創業者にはヒトゲノム計画のリーダーの1人も含まれている。昨年6月に公式に発表されたそのテストにより、医師たちは腫瘍のサンプルを腫瘍を肥大化させる疑いがある280もの異なった遺伝子変異について調べることが可能になった。
4.からだの免疫細胞とがんを闘わせる。結腸がん、肺がん、乳がん、前立腺がんといった代表的な固形腫瘍は、免疫システムから隠れるために同じ、あるいは似たメカニズムを使うということがある。つまり、そのメカニズムを妨げることで、さまざまな腫瘍に広範な影響を与えられるかもしれないのだ。
5.オクラホマシティ在住でつい最近FDAに承認された心電図アプリ「アライブコー」の開発者であるデービッド・アルバート氏は「スマートフォンを、医療コストを抑えるのに有効な一手段と見ている」と話す。
6.遺伝子治療の抗しがたい魅力は、欠陥がある遺伝子を正常なものに置き換えることで、命にかかわる病気でも1回の治療で治癒できる可能性を持っていることだろう。その手法は、治療用の遺伝子情報が組み込まれたレトロウィルスを異常な遺伝子を持つ細胞の核に浸入させるというものである、としている。
専門家でなくとも、判るように書かれている内容からは、未来への挑戦が感じられる。
淀んだものなど、そこには、ない。
人の営みは、汚れてなんかいない。突き進んで、汚れさえも越えてしまえばいいんだ。

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