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695.報道比較2012.2.2

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Wall Street Journal
米フェイスブックがIPO申請 (2012.2.2)

いろいろな意味で考えさせられるフェイスブックの上場。否定的な思いは嫉妬にしか聞こえない。全世界のインターネットを支える大半が、合衆国西海岸に集中している。世界でもっとも成功しているビジネス・セグメント。若い人は、一度は行ってみた方がいい。

沖縄防衛局長講話

米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の市長選に向け、沖縄防衛局が同市に本人や親族が住む職員のリストを作り、真部朗(まなべ・ろう)局長が、棄権しないよう呼びかける「講話」をしていた。

朝日新聞・社説
沖縄局長講話―組織ぐるみの「背信」だ

毎日新聞・社説
沖縄防衛局長 選挙介入が常態なのか

ここまで手に負えない事態が露呈するほど、沖縄の件は政治は打つ手がないのだろう。同時に、アメリカから強烈なプレッシャーを受けているに違いない。
とはいえ、していい事ではない。ルール違反にも限度がある。こんなやり方は民主主義に対する挑戦だ。公務員をしている資格はない。

産経新聞・社説
離島に命名 尖閣諸島の有人化を急げ

産経の独自路線が出た社説。各論過ぎてコメントしにくいが、正論も含まれている。ずっと追い続けていることも評価できる。好戦的なポジションを取らずに、このままの取材を望む。

日本経済新聞・社説
社会不安防ぐためにも金融危機の解決を

どんなルールを作っても、経済は高い方から低い方に流れる。良いものが悪いものに人気が集まる。資本主義はおカネもうけというよりは、政治よりも理想的な全員参加の自由主義・民主主義だ。大義は揺れていない。問題は、利権や契約という、一時の約束が不公平な状態になっても通用する法、相続や継承という、持つものの権利が保全されつづける法だろう。この2つの運用を活性化させれば、富の再分配は可能だ。
リーマンショックで傷を負いながら復活して、また多額のボーナスを得ているトレーダーがよく批判されている。気持ちは判る。儲けた時にはボーナス、負けた時は税金で補助。それはないという気持ちは理解できる。負けた時に罰金を払えばいいのか?実は、そうでもない。
彼らの口座に、誰がカネを預けているか、考えたことがあるだろうか?相当の割合を占めているのが年金、保険だ。世の中に、銀行の利息以上の収益を分配してくれるものは、どこから来ているのか?彼らのようなイカれたトレーダーが博打を張って稼いでいる一面もある。彼らが破産しても潰せなかった理由は、リタイヤした人たち、生命保険が払われないと嘆く人たちを助けるためでもある。多額のボーナスをもらわなきゃ、やってられない博打でもある。それくらい、寝てても増えるカネの権利の方が、よっぽどダークな欲望を持っていたりする。大金持ちを殺したら、市民がパンを食べられなくなった。そんなこともあり得る。

読売新聞・社説
欧州の消費増税 日本も学ぶべき財政再建の道

Financial Times
欧州銀行危機にアジア勢が商機 (2012.2.1)

やはり資本主義というのは、素晴らしい発明だ。選ぶ権利が、誰にも平等に与えられている。勝つものがもっとも努力したもの、もっとも素晴らしいものを提供したものになればいい。そのための努力が絶えることはないだろうが。

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