ウォール・ストリート・ジャーナル
ユーロ圏危機の見通しに対する2つの見方 (2012.1.20)
楽観的な面で言えるのは、金融危機が起きたとしても死ぬわけではない、ということ。悲観的に言えば、世界のある場所の危機が、巡り巡って自分たちの生活を脅かすくらい、今の時代のおカネは海のようにつながっている、ということ。
備えた方がいいのは、身の危険ではない。おカネの危険である。
何もしないよりは、備えた方がいい。準備にかかる費用は、起きたことに対処する100分の1の費用で済む。そんな体験を、我々は昨年したはずだ。
オリンパス上場維持
この件を取り上げたのも、日経のみ。風化させたい、取り上げたくない。報道・行政・政治の姿勢が見える。
日本経済新聞・社説
オリンパス上場維持で東証が負う責任
イヤな問題を、タブー視して見ないことにする姿勢。イヤだから片づけようではなく、放っておけばなんとかなる(当然だが、結局問題はさらに悪化するのだが)とする姿勢。これは国民性だろうか?どこかで教育されたのだろうか?まったく奇妙で、あってはならないことのはずだが。
原発。普天間。財政再建。このオリンパスの件。私は良く知らないが、吉本興業の件も、企業内で起きている奇妙な問題も、おおよそはこの奇妙なムラのルールに陥っている。
私は、少年の頃から、このムラのルールが大嫌いであった。いつも抵抗していた。これからも、変わる気はない。染まるくらいなら、この村を出ていく方を選ぶ。