ORIZUME - オリズメ

3420.報道比較2018.7.3

3420.報道比較2018.7.3 はコメントを受け付けていません。
Global trade

CC Attribution, Photo by
Steven Straiton via flickr

RCEPにどう対峙するのか?日本政府の明確な方針は聞いた事がない。また思い付きで外交を進めるのだろうか?

産経新聞・社説
RCEP 前のめり交渉は許されぬ

毎日新聞・社説
アジアの自由貿易圏 保護主義に重層的対抗を

RCEPの基本合意は、アメリカの保護主義に対抗するきっかけになると日本政府は見込んでいるようだ。中国も同様の感覚だろう。ならば、アメリカも十分に予測しているはず。一番交渉が下手で弱腰なのは日本だとも思っているだろう。アメリカの強烈なディールで最初に標的にされるのは、次は日本ではないだろうか?産経の毎日の意見だけでも差異が見える。日本政府の明確な方針は聞いた事がない。また思い付きで外交を進めるのだろうか?アメリカへの迎合と中国への恐怖心。どちらも思惑だけで動いてきた。私は悲観的だ。今のところ、人民網からRCEPの話題は聞こえてこない。中国のスタンスも知りたい。

日本経済新聞・社説
企業は足腰鍛える投資加速を

読売新聞・社説
日銀短観悪化 将来の成長へ布石を打つ時だ

日銀短観を新聞は相手にしなくなっているのか、こんな予定が決まっている仕事さえできなくなったのか、日銀短観を話題にした社説は日経と読売のみ。他紙が選んだトピックを、ぜひ認識して欲しい。産経と毎日はRCEP。朝日は首都高速地下化。不思議な価値観だ。
昨日のマーケットが一気に退いたのは日銀短観の影響だと思う。設備投資への前向きさを知れば、日銀短観にはポジティブな情報も含まれているが、先行きを企業は暗いと見ている。防衛摩擦と原油高、人手不足を理由にするなら、すぐに解決する見込みは薄い。先週、海外は日本株を大いに手放した。当分、流出はつづきそうだ。

投資主体別売買動向 by TRADER’S WEB

朝日新聞・社説
首都高地下化 費用と効果の見極めを

高速道路の地下化が進んでいるのは、利用するたびに実感する。週末も新しい外環道を走って長いトンネルを通ったが、トンネル化は安くできるのか、維持費が安いのかのいずれかだと勝手に推測していた。朝日の指摘だと、少なくとも建設費は高くなるようだ。維持費はどうなのだろう?これで維持費も高いのであれば、すでに財政は火の車。日本まさに道路で破綻しそうな勢いだ。日本橋は象徴的だ。首都の中心で、経済効果もあるだろう。だが、日本橋からドミノのように他のエリアにまで歯止めなく地下化が進むなら、いつもの日本の悪い癖がはじまる。走り出したら壁にぶつかるまで止められない。政治が余計な事をしないで欲しい。

朝日新聞・社説
大学スポーツ 日大問題を他山の石に

朝日が気づいているかは判らないが、精神論で軍隊化に似た組織運営は日本全体に蔓延している。スポーツだけではない。昨日、朝日が話題にしたハラスメントも発生源は近い。従順さが蔓延する空気。反論を認めない参謀やコーチのような思考停止を助長する存在。目的のために手段を選ばなくなる構造。危機が起きた時に隠蔽に走る体質。企業でも、政治でも、場合によっては家庭でも起きている。きっと書いている朝日社内にもあるだろう。私は、いつか日本がこの悪弊を取り除けることを期待している。少数意見を潰すのをやめて欲しい。空気で発言を圧殺しないで欲しい。コーチ、取締役、主任と呼ばれるような人たちは、リーダーの権力に従順に陥る環境に異議を唱える任務があることを忘れないで欲しい。私は、こどもやチームに関わる人たちには、いつも言っている。イヤだと思ったら逃げるように辞めてしまえばいい、と。早めに去った方がいい場所は多い。特に、走り出したら止まらない日本には。

Wall Street Journal
北朝鮮のウラン濃縮継続、過去と同じ (2018.7.2)

北朝鮮、ミサイル製造拠点を拡張か (2018.7.2)

ポンペオ氏訪朝前の情報戦だと思うが、注視に値する情報と社説。私はポジティブに受け止めている。アメリカが適切に情報を得て、北朝鮮をコントロールできるなら、朝鮮半島の緊張は和らぎ、ベスト・シナリオで進むだろう。手放しな賞賛にならないこと、無関心にならないことを、むしろ安心している。

毎日新聞・社説
小泉氏らが国会改革議連 全党で検討始める契機に

小泉氏と超党派というキーワードに惹かれたが、内容は瑣末なものが多い。毎日の話も散漫で話が分散している。シンプルにして欲しい。

日本経済新聞・社説
イラン原油の禁輸回避を連携して探れ

他紙に遅れてイラン原油へのアメリカの制裁要請に日経がかなり強く反発している。アメリカの離脱は不条理かもしれないが、私はここまでの違和感は感じていない。むしろ北朝鮮には圧力を求めながら、イランには禁輸に反論する日本の立場に一貫性があるのか、少し都合が良過ぎる気がする。日本経済への影響を考えれば意味は判る。ヨーロッパがイランとの関係を重視している理由がオイルにあるなら、彼らの平和主義もまた歪んでいる。アメリカのやり方が正しいとは思わないが、シリアの危機的状況と、イランの核保有へのアメリカが求めるレベルでの抑止ルールの追加は、私は理にかなっていると思う。原油の値段だけを気にして反対しているなら、明らかに間違っている。

読売新聞・社説
絢子さま婚約へ 福祉が結んだ縁を祝福したい

Twitterでもいくつも話題になっていたので驚いていた話題。私にとってはまったく興味の対象外。しあわせになっていただければそれでいい。

産経新聞・社説
早い梅雨明け 予期せぬ影響に備えたい

何で梅雨明けの話?と思ったら、原発を動かしたい話だったようだ。笑い話のレベルだ。

Comments are closed.