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3385.WWDC2018は強烈なトピックはなし。MicrosoftのGitHub買収の方がビッグ・ニュースに。機械学習(CoreML2)に期待。

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早起きして会場に向かうことにした道の途中、Appleから話題をさらうようなニュースが。
MicrosoftがGitHub買収。前から動きがありましたが、ついに正式になったようで。

LinkedInも少しずつ良くなってきてますし、Azureとの親和性も高まったりすると、かなり楽しみです。

Appleの方は…今回は事前に出てくるウワサもほとんどなかったので、注目度も低かったと思います。
実際、落ち着いた内容が多かったですね。

ユーザーとしては、iOSの利用状況をレポートする「スクリーンタイム」はいいなあと思いました。
あまりに社会のスマホ依存が激しくて、これは望んでいた風景ではないとAppleの偉い人たちも良く言っていたのと、実際に生産性がダウンしたり、ストレスが増えたりしてますよね。確実に事故は増えてるし。

開発者の視点では、CoreML2は、Appleらしくて、試してみたい気になりました。
何がAppleらしいかと言えば…「機械学習は自分のデバイスでやろうね」というビジネスの提案が、です。
なんでいま、AIや機械学習がモーレツにアピールしているんでしょう?
5Gが普及目前で、クラウドに大量のデータが貯めらるようになって、コストも下がってきたから…でしょうね?

自社のサーバーではなく、クラウドで、です。すっごい処理に負荷が増えますね。ユーザーが増えなくても。
勝手にリクエストが増えて、処理が増えて…誰がハッピーでしょうか?

ビッグデータの時もそうでした。
大量のストレージを自社に持つには、よほど耐えられないデータを保持した方が価値があると言い出して、データをモーレツに貯めて…Google Analyticsが無料で毎日送ってくれるよりも価値のあるデータが生まれましたか?
いつの間にか、バズ・ワードになってしまった気がします。
AIや機械学習も、ビジネスが先行すると、そんな結果になりそうです。GPUと、クラウドと、5G。またアメリカの数社に期待が独占されているのは気のせいでしょうか?

ちょっと奇妙な話になりましたが、Appleの提案は、いま、AIに求める程度の期待、画像を選別したり、テキストやデータを分析したり、簡単な要約ムービーを作ったりするくらいなら、クラウドに置いて、必要以上に無駄に学習させるより、ローカルで自分のデバイスでやったら?というソリューションのようです。
昨年から、AppleはAIという言葉をなるべく避けて、機械学習に集中しています。AIが目指す膨大な交通情報、ゲノム解析のような話とは距離を取って、手が届く学習による利便性をパーソナルなレベル、一般企業のレベルで生産性を上げるために使えるようにしたいのかな?と解釈しました。

1億くらいのデータ数だと、学習してもサンプルにならないと聞いた事がありますが、簡単な機械学習で仕事の効率が上がったり、AppleのPhotosでできているような自動でストーリーをつくってくれるような学習で、十分にライフスタイルは変わる。それくらいならスマートフォンくらいでできるよ、というのは、なかなか楽しみです。

あとは、楽しかったのは、ミー文字です。
これをやりたいコンテンツ制作者、映像プロダクションはいっぱいいますよね。
自分のキャラクターをつくって、CGがナレーションする。
とんでもなく手間がかかり、高額な作業だったんですが、iPhone Xがあればできるようになっちゃいます。
たぶん、YouTubeのナレーションで、たっぷりミー文字のキャラを見ることになりそうです。
あれ?iPhone Xだけ?これも…なかなか、したたかなAppleですね。

下手に期待させず、改善だけの方が、株価にも良かったようで。

明日から、さらに技術を学んできます。

So, what do you think ?