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3298.報道比較2018.3.14

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正論よりも工作。過程よりも結果。理想より現実。ディールのリーダーシップ。計なきものには、益なし。

Wall Street Journal
トランプ氏、ティラーソン国務長官を解任 後任にCIA長官 (2018.3.14)

産経新聞・社説
北との対話 日米韓は「物差し」共有を

既得権者と、過去のやり方を正攻法と信じる人たちにとって、ティラーソン氏の解任は衝撃的だった。暴走にも受け取れるトランプ氏の不躾な解任。少し時間を置いてみると、北朝鮮との対話、中国との距離感には、ティラーソン氏ではなく、ポンペオ氏とやりたい仕事がトランプ氏にはあったのかもしれない。正論よりも工作。過程よりも結果。理想より現実を重視している気がする。確実なのは、日本が取り残されていること。産経の古臭い持論と、安倍政権の感覚は大差ない。このレベルで発想していたら、末席さえ与えられないのは当然。日本は何にアタマを使ってきたのか。どんな展望を描いていたのか。きっと、何のプランもなかったのだろう。

人民網日本語版
商務部 米保護貿易措置は正常な貿易秩序に打撃 (2018.3.13)

北朝鮮問題のためなのか、選挙対策も含めた混乱で最適解を出すつもりなのか。アメリカの対中政策はフレネミーと表現されるような、強調と衝突を繰り返している。独裁型のリーダーシップのトランプ氏と習氏には、このスタイルがやりやすい。どこかで成果を出せばアピールできるし、いくつかの妥協は必要条件と国内に説明できる。何を妥協するかは、リーダーシップで判断できる。国内に敵の多いリーダーにとっては動きやすい環境ができ上がった。

朝日新聞・社説
福島第一廃炉 責務の重さを忘れるな

毎日新聞・社説
大震災7年 福島原発の廃炉 人材育て技術開発着実に

震災復興と原発の廃炉処理は、そろそろ分けて考えた方がいい。原発の長い時間軸に復興を関連付けると、それだけ復興にも途方もない時間を使うことになる。福島原発の事後処理は進んでいない。この都合の悪い現実が、政権の多くの不祥事にかすんでしまうのが残念だ。隠蔽や捏造は全否定されるべき信頼の問題。原発処理は仕事の成果がまるで未達という、民主党時代と同じ無能さへの責任追及が必要だ。安倍政権は嘘つきなだけでなく、仕事でもまるで結果を出せていない。応援してきた産経・日経・読売が追求すべきテーマだ。

日本経済新聞・社説
企業と株主の対話通じた統治改革急げ

読売新聞・社説
18歳成人法案 青年の自覚育む契機にしたい

いまの無責任な政府、無責任なオトナの社会が決めていいルールとは思えないような法改正が、数の論理で進む。安全保障を好き勝手にいじり回した時の支持は、政権になく、社会にも期待はない。捏造と改竄で社会に不信が拡大している中で、法案で会社の信頼を上げようとか、マーケットと投票率のために成人の年齢を拡げるような改正。何に対しても疑心暗鬼になってしまう雰囲気が、また日本に戻ってきてしまった。

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