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3292.報道比較2018.3.8

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アメリカが対話を意識した瞬間。なぜか平和よりも緊張を望んでいたかのように反応する読売。もっとも悪質なのはスルーした日経。2本目で読売に近い社説を書く産経よりもひどい。日経にとって、北朝鮮問題は緊張の方が都合が良かったのだろう。無関心を装いながら、時間を稼ぐ様は最悪だ。

Wall Street Journal
北朝鮮の交渉ゲーム、再び (2018.3.7)

朝日新聞・社説
南北朝鮮合意 着実に非核化の進展を

毎日新聞・社説
米政権が北朝鮮提案を評価 これを端緒に真意を探れ

読売新聞・社説
「南北首脳会談」 非核化へ最大限の圧力維持を

アメリカが対話を意識した瞬間。なぜか平和よりも緊張を望んでいたかのように反応する読売。もっとも悪質なのはスルーした日経。2本目で読売に近い社説を書く産経よりもひどい。日経にとって、北朝鮮問題は緊張の方が都合が良かったのだろう。無関心を装いながら、時間を稼ぐ様は最悪だ。
残念ながら、日本政府は日経に最も近い。最大限の圧力は、いつしか韓国やアメリカよりも対話を望まない姿勢に変容し、中国が絵を描き、韓国が戦争回避のために手段を選ばなくなったのを日本は傍観したまま、アメリカをけしかけつづけた。トランプ氏が主導しているかは不明だが、アメリカは言葉どおり、すべてのオプションをいつでも使えるように行動していた。秘密裏の対話。中国やロシアとの協調。経済制裁。秘密工作。軍事行動。今でも、その行動は変わらない。こうして書いている間に、アメリカは対話のために国防長官を北朝鮮に派遣しながら、韓国からアメリカ人を本土帰国させようとしている。戦争準備のサインだ。

ポンペオCIA長官が極秘訪朝、金正恩氏と会談
在韓米国人が戦時想定の避難訓練、初の本土移送

ここ最近で、私はもっとも朝鮮半島のリスクを感じた瞬間だ。邦人帰国をアメリカが呼びかけ、渡航中止勧告がでたら、はじまる。アメリカはメッセージの意味とともに、本気で対話をはじめる。この対話が最後だ。
それほどの緊張感を、日本政府は持っていただろうか?いま、持っているだろうか?そして日本の報道は?私たちは?太平洋戦争と同じ過ちを繰り返してはならない。世界はちゃんとメッセージを発している。日本の政府は、いつだって保身で動く。報道は真実を伝えない。無関心なら、意思決定が遅れるだけだ。

人民網日本語版
両会で注目される中日関係 専門家の目に映る緩和と懸念 (2018.3.7)

日本政府が受け入れ難い注文を最初と最後に入れたメッセージは、「日中関係を修復する意志なし」のようだ。日本が姿勢を変えなければ日中関係は改善しない。いまのパワー・バランスなら当然だろう。日本は、きっとこのメッセージを感情で受け止める。反発したくなるだろう。中国もそのつもりでメッセージしている。中国は、これからの成長のパートナーシップに、日本からのサポートを期待せずにやれる自信を手にした。ますます日本は中国の成長を享受できなくなる。

産経新聞・社説
米国の輸入制限 貿易戦争に勝者はいない 混乱回避へ日本は動き強めよ

日本経済新聞・社説
女性の就労支える改革を加速させよう

産経と日経には、アメリカと北朝鮮の対話への前進は、都合が悪い話だったようだ。日本が危機になった時、この2紙は信じない方がいい。産経は太平洋戦争で英語を使うなと言い出すような固定観念に固執するタイプ。日経は自分の都合の悪い話は知らないふりをするタイプ。どちらも無益だった存在だ。

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