ORIZUME - オリズメ

3290.報道比較2018.3.6

3290.報道比較2018.3.6 はコメントを受け付けていません。

アメリカの貿易戦争は、トランプ氏の衝動からはじまったとしても、これからはじまる世界最大の経済大国、経済利権の取り合いのスタートになる。恐れているだけでいいはずがない。

Wall Street Journal
困った小さな貿易戦争 (2018.3.5)

就任当初から、Wall Street Journalは貿易戦争へのトランプ氏の発想を今回と同じ論理で批判していた。が、当然トランプ氏は聞く耳など持たない。アメリカは鎖国してもやっていける国だろうが、Made in USAの商品中心にアメリカ経済を回すなら、とんでもないインフレになりそうだ。インフレは国民を戦争の次に忌まわしい目に遭わせる災難だが…不動産屋出身のトランプ氏には、物価は上がる方が都合がいいのだろうか?

人民網日本語版
<2018年政府活動報告>過去5年で経済・社会発展に歴史的成果 (2018.3.5)

朝日新聞・社説
中国国防費 不透明さが脅威深める

産経新聞・社説
中国の国防費 独裁下の軍拡を警戒せよ

日本経済新聞・社説
中国国有企業の肥大化を強く懸念する

毎日新聞・社説
中国の全人代が開幕 デジタル独裁に進む隣国

Financial Times
FT買収をもくろんだ中国人実業家の今 (2018.3.1)

Financial Timesは話題が粗末だが、中国批判なら世界が声を揃えるという、中国にとっての受難。成長するものは疎まれるのだろう。国防費が増えるのはどの国でもアレルギーのように嫌われるが、先日のWall Street Journalの記事を思い出せば、インフレ率やGDPを考えた時の中国の国防費の増額は、デフレでGDPもゼロに近いレベルでしか上げられない日本に比べると、どちらが膨張と呼ぶものかは悩ましい。
それよりも、中国が未だに「3%が目標」と世界の先進国が掲げるのに比べて、ダブル・スコアの成長を、世界最大の人口を抱えながら実現しつづける現実を理解すべきだろう。もうアメリカの背中を中国は捉えている。それを判っているから、アメリカは5Gや貿易で中国を攻撃しはじめている。アメリカの貿易戦争は、トランプ氏の衝動からはじまったとしても、これからはじまる世界最大の経済大国、経済利権の取り合いのスタートになるだろう。恐れているだけでいいはずがない。

読売新聞・社説
日銀新体制 異次元緩和の引き際が問題だ

何度もゴールを修正する人の発言に重みはない。黒田氏の発言がマーケットを動かしたと見るのは過大評価だろう。異次元緩和も、アベノミクスも疑問符がつく中、貧乏くじを誰も受け取ってくれず、なり手が見つけられなかった日銀総裁。安倍政権とともに、責任を取っていただこう。

Comments are closed.