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3287.報道比較2018.3.3

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完全に潮目を変えた特捜のリークと朝日の報道。他紙は追えなかった。それはつまり、政府との癒着、特捜のリークを潰されるリスクを感じたからだ。日本のメディアと社会が、どれだけ口を閉ざし、見るべきものから目を逸らしているか、その危機が日本をどれだけ蝕んでいるかを示している。

朝日新聞・社説
森友と財務省 事実を調査し、公表を

このスクープを朝日が発した時、国会も報道も騒然となった。当事者の政府や佐川氏は否定しなかったが、事実確認を誰もが急いだ。政府擁護に傾く人たちは勇んで朝日を攻撃したが、どうやらリーク元は特捜。財務省は俎板の上にいる事が示された。完全に潮目を変えた特捜のリークと朝日の報道。他紙は追えなかった。それはつまり、政府との癒着、特捜のリークを潰されるリスクを感じたからで、朝日の存在がなければ、この情報は東京新聞のような地方紙か、外資に送られただろう。事実、ひとりで行動している詩織氏は日本を捨ててイギリスから発信し、その声は国連さえ動かした。日本のメディアと社会が、どれだけ口を閉ざし、見るべきものから目を逸らしているか、その危機が日本をどれだけ蝕んでいるかを示している。
その後、朝日の報道から政権は揺らいだまま、立て直す事さえできない。一般公務員の反逆のようなリークと見られる政府の不祥事が明らかになっている。が、最初の判断を特捜が下さなければ、今でも日本は安倍政権をのうのうと許し、迎合するメディアと孤立する朝日という構図がつづいていただろう。生真面目なだけでは闘えない。朝日のような批判攻撃だけでは、今でも形勢逆転はできなかった。闘うには知恵がいる。勇気と信念がいる。無名の勇者を賞賛したい。

Wall Street Journal
米中貿易戦争に現実味、トランプ氏を阻止できず (2018.3.3)

日本経済新聞・社説
米政権は貿易戦争の危険を冒すのか

読売新聞・社説
米鉄鋼輸入制限 報復合戦を引き起こす短慮だ

この数日後、日本も制裁対象に含まれる事に、政府やメディアはどう感じただろう?正論で退く相手ではないのは、就任時から判っていた。仲良くすれば許してもらえると目論んだような貧しい外交が幻想になった瞬間だ。80年代から日本は何も学んでいない。中国は確実に学んでいる。私がアメリカなら、組みたい相手はとっくに日本から中国に変わっている。今のままなら、日本は都合良く利用されて捨てられる国になるだろう。

人民網日本語版
第19期三中全会解読:改革をやり遂げる (2018.3.2)

国家機関を中国がどう変えていくのかは、かなり注目に価する。皇帝になった習氏が何をしたいのか、窺い知るきっかけになる。今のところ、言葉だけが踊っているように見えるが、すべての政治構造を変えるつもりのようだ。そのタイミングで反逆分子を排除して、贈収賄のつけ込む隙を、あらゆる手法で防ぐつもりのようだ。日本の首相のような甘さは微塵もないだろうが、習氏の手腕と欲の両方に注目したい。

産経新聞・社説
リニア談合 社会に対する背信行為だ

毎日新聞・社説
福島第1原発の凍土遮水壁 費用に見合う対策なのか

日本中、どこも行き詰まりと嘘ばかりになってきた。こどもたちに胸を張れない、無様なオトナばかりになってしまった。律せねば。

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