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3258.報道比較2018.2.2

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残念なほど、日本の陰湿さが目立つ社説が並んだ。ホンネとタテマエが混ざり合う疲れ果てた国。シンプルになればいいのに。

産経新聞・社説
憲法と緊急事態 任期延長だけでは足りぬ

毎日新聞・社説
在外被爆者の賠償認めず 不公平を容認した判決だ

どちらも重い話。そしてどちらも、日本人らしい陰湿で答えを出さない結論に至っている。緊急事態をどう捉えるかを与党で議論して答えが出ないのではなく、連立与党の配慮から法案が変わる。「国家にそれだけの権力を与えるべきでない」との議論が白熱しているならいいのだが、宗教法人母体が抵抗しているだけのこと。私は、緊急事態の対応を地方自治に委ねるなら、それもいいと思う。そうすると、今度は国家ありきの社会主義のような自民党が抵抗するのだろう。
在外被爆者の話も裁判所が決断を政治に求める責任転嫁だ。日本の政治家が、この手の話題にまともな結論を出せた事例は聞いた事がない。その政治に法を正せというなら、それはただの時間稼ぎだ。70年を超えた戦後を思えば、それは被爆者にとって最悪の仕打ちで、人権を語る資格はない。この冷たさが日本の悪い面を示している。

読売新聞・社説
再生エネ促進 国民負担の抑制が欠かせない

私はこの時期、NHKラジオでなぜ送電線の容量不足が起きているかを聞いた。なんのことはない、電力会社が先に使いもしない予約を入れているから不足しているだけで、実際には使ってもいないのがほとんどらしい。読売は、知らないのだろうか?少なくとも、電力会社は知らないはずはない。自らが予約を受け付け、自らで予約を埋める。それで足りないという。さすがに無茶苦茶ではないだろうか?

日本経済新聞・社説
この改定では介護保険の未来が危うい

まだ先送りできる時間があるだけのことだろう。切羽詰まっているが、票につながるほどの課題ではない。政治がそう思っているうちは動かない。あれだけ年老いた国会議員ばかりだというのに、彼らには友人がいないのだろうか?これだけ高齢化が進めば、介護に関わっている事例はいくらでもあるはずなのだが…

朝日新聞・社説
茂木氏と線香 政治倫理はいずこへ

政治家の行動も、朝日の指摘も、どちらも小さい。こんな話題で時間を使うのは無駄だ。だから最初から、こんな人材を選ぶことが間違っている。投票してはならない人物だ。

Wall Street Journal
トランプ氏の低支持率を巡る謎 (2018.2.1)

あまり納得のいく内容ではなかったが、支持率だけに注目してトランプ氏を批判するな、メディアの方がもっと無様だという意見には同意する。私は何事も、バイアスは極力廃す。アメリカが好きとも嫌いとも思わないし、中国が恐いとも弱いとも思わない。それがアップルでも、アマゾンでも、ビットコインでもテスラでも同じだ。結果がすべてであり、そこにハートや信念があればベストだ。トランプ氏に信念は感じたことはないが、年末の減税法案を通したことはすばらしい。その法案のないようは別として。北朝鮮を徹底的にコケにしながら、北朝鮮の君主から逢いたいといわれればすぐに受け入れる。その変わり身の早さも、武力より対話を選んだのだから、私はキライよりはスキだ。私のコメントが時として中国やアメリカを持ち上げ、翌日には突き落とすほど嫌う様は、固執した意見を持つ人には受け入れにくいだろう。私は、結果しか見ない。昨日、価値があったものが明日にはガラクタになることを知っている。変化する中で、変えていいことといけないこと、その分別が人と判り合うための大事なキーになるだろう。もし知れるなら、トランプ氏のそのキーを知りたい。

人民網日本語版
「中国の脅威」の誇張、実は「中国への威嚇」? (2018.2.1)

この時期、まだ中国は貿易戦争が本気だとは思っていなかったようだ。トランプ氏を中国は読み切れていない。安定しているのは中国だが、注目を集めているのはトランプ氏のアメリカ。中国を仮想敵国よりは興味深い競争相手と見なしているのだから、素直に喜ぶべきだ。あと10年後には、中郷がアメリカを語っているはずなのだから。

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