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3215.報道比較2017.12.21

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年末の落ち着きのなさが報道に現れている。締め切りに追われるような雑な仕事が目立つ。冷静に。

朝日新聞・社説
憲法70年 筋道立たない首相発言

読売新聞・社説
自民改憲論点 「自衛隊明記」へ理解を深めよ

まだ朝日はまともな議論さえできないようだ。私は安倍氏の数を得たらなし崩しに事を進めるやり方は気に入らないが、論点は正しいと思う。存在する自衛隊を違憲かで是非論を70年もつづけるのなら、時代に合わせて適切に憲法を変えていくべきだと思う。安倍氏が信頼に値するか、憲法が変わったら戦争をするのかというのは極めて極端で、議論放棄に等しい。一方で、以前の天皇が国家元首だとか、誇りや尊厳を説教のように並べた自民党の草案にもまったく賛成できない。あんな草案を出すから議論が空転するのであって、少しずつ変えていけばいいのではないか?いずれにしても、まだ議論はまったく噛み合わない。数の論理で押し切っても国民投票で過半数は難しい。安倍氏のリーダーシップに注目したい。

Wall Street Journal
安全保障戦略、理論と矛盾するトランプ氏 (2017.12.20)

すっかり取り巻きに付け込まれた印象しか感じられない安全保障戦略だった。いつも無計画なトランプ氏に慣れてしまったのか、世界も軽い反応で終わった。大統領選挙前は過激な発言をしながらも武力行使は否定していたのに、戦略は行動する覚悟に踏み込んでいる。Wall Street Journalは前任大統領が行動しなかった事を批判しているが、トランプ氏が行動する保証もなければ、行動がさらなる混乱のはじまりになる可能性も見込んでいない。軽はずみに行動して誰も勝利とは呼べない結末に至った過去をもう忘れたのだろうか?

日本経済新聞・社説
韓国は慰安婦合意の順守を

日経が産経かと思った。残念だが民意はカネや誓約で縛れない。大統領は民意に従う。カネを払って約束したのだから…では、禍根を残した国交に過ぎない。こうなる可能性を感じたから、不可逆的などという文言を入れさせたのだから、その作為がブーメランとなって返ってきたまでだ。韓国に本気で改心させるには、今のやり方は逆効果だ。日経の論理では一歩も前に進まない。

産経新聞・社説
元少年に死刑執行 法改正の論議に踏み込め

これだけ言葉を尽くさないと、死刑を正当化できない。法はそう定めているからという論理は、前述の日経の韓国批判と同じレベルだ。このレベルならAIを使わなくても機械で原稿も書けるし、行政もできる。言葉を尽くさなければならない意味を一番知っているのは産経自身だ。その労力を別のベクトルで使って欲しい。

毎日新聞・社説
傷害事件に揺れる相撲協会 理事会改革は待ったなし

以前も毎日はこの相撲の話題を取り上げていた。興味の対象外でコメントできない。騒ぎになっている理由さえ、私には判らない。

人民網日本語版
新時代は質の高い発展を求める (2017.12.20)

上質な発展を遂げたら、さすがに発展途上国の補助は返上するだろうか?あまりに難しい言葉ばかりで、何をするのか、何が上質なのかも理解できなかった。共産主義なのに世界でも異例な格差がある中国。是正されるだろうか?

Financial Times
南アフリカに希望は戻ってくるか? (2017.12.19)

南アフリカは通貨のランドと国債、貴金属ぐらいしか予備知識がない。国債の格付けをジャンクに落とされてランドが大きく下がった後、この選挙結果で暴騰している。見知らぬ遠い国が再出発を目指しているのは応援したい。虹の国と呼ぶにふさわしい輝きを期待している。

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