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3205.報道比較2017.12.11

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2017年最後の国内紙休刊日。世界のニュースも少なく凪いでいる。昨年のブレグジット、トランプ・ショックを思い返している。

人民網日本語版
国家統計局データ:中国のイノベーション力が確実に上昇 (2017.12.8)

国家統計局が7日に発表した統計データによると、2016年、中国のイノベーション指数は181.2(2005年時点を100とする)だった。分野別にみると、イノベーション環境指数は172(前年比4.9%増)、イノベーション投入指数は172.2(同4.8%増)、イノベーション産出指数は223.3(同7.2%増)、イノベーション有効性指数は157.3(同5.2%増)にそれぞれ達した。「2016年の中国イノベーション指数は、確実に上昇する傾向を見せた。イノベーション4分野・21指標のうち17指標は前年比上昇または横ばい、うち4指標は2桁台の上昇幅を示した。これらの数値は、中国がイノベーション駆動発展戦略を着実に実行し、『大衆創業・万衆創新(大衆の起業、万人のイノベーション)』戦略に顕著な効果が見られ、イノベーションの力・質ともに着実に上昇し、イノベーション体系が絶えず完備され、イノベーション型国家の建設が順調に進んでいる事実を裏づけるものだ」としている。

今さらアピールしなくても、世界経済は中国が牽引している。イノベーションの源泉が中国にあるとはまだ言えないが、やがて中国が技術やトレンドを牽引するのは確実だろう。残念なのは、この統計が2016年のレポートということだ。国家のレポートをつくるのに1年かかる国では、まだ世界一にはほど遠い。規模や人口の問題ではない。生産性の問題だ。今の中国なら、この課題を確実に解決できるはずだ。期待している。

Wall Street Journal
北朝鮮唯一の製薬会社、国連制裁で廃業の危機 (2017.12.10)

国連による新たな対北朝鮮制裁措置が免除されなけば、世界保健機関(WHO)の認定を受けた北朝鮮で唯一の製薬会社が数週間以内に廃業に追い込まれる。スイスとの合弁で設立された同製薬会社ピョンスの幹部が明らかにした。ピョンスが置かれている窮状は、この孤立した国で危機に瀕している国民をさらに苦しめることなく、北朝鮮政権に圧力をかけようとしている世界のリーダーたちが直面する難題を象徴している。複数の人権団体は、同国の窮乏化の原因が金正恩政権にあるとし、世界有数の圧政的な政権が、自国民の生活よりも核兵器開発計画や国家支配層を優先させている、と非難している。北朝鮮の健康問題の深刻さを示す事例は11月にもあった。韓国に亡命しようとして銃撃された北朝鮮兵士の腸内からは最大で30センチ近いものを含む大量の寄生虫が見つかったと報じられた。そうした寄生虫の侵入は、不十分な医療に加えて、軍用食が乏しいため、捕獲したネズミ、ヘビ、魚で補おうとした結果起こった可能性が高い、とスカラチュー事務総長は指摘する。ズエリグCEOはインタビューで「我々は責任を放棄するわけにいかない」と指摘。「ピョンスは、踏みとどまって仕事を続けようとしてきた数少ない企業の1つである。私はあの国が平和的な形で発展していくことに個人的な関心を持っている」と話した、としている。

北朝鮮と国交のある国は少なくはない。彼らが人道支援よりも独裁批判を優先させるほど、北朝鮮への国際社会の批判は進んでいる。アメリカへの恐怖でも迎合でもない。さすがに今年の北朝鮮のミサイルは常軌を逸している。やはり中国の行動を期待したくなる。

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