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3178.報道比較2017.11.14

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アジア外交したのはトランプ氏のはずが、APECを経ても、注目を集めたのは習近平氏だった。主役交代だ。

朝日新聞・社説
日中首脳会談 接点見いだす努力こそ

毎日新聞・社説
首相と中国首脳が会談 前向きな機運が出てきた

読売新聞・社説
日中首脳会談 相互訪問で地域の安定を図れ

人民網は、昨日すでに写真付きで首脳会談の内容を伝えていた。日本のメディアはすでに中国にスピードとコンテンツで抜かれている。政府や首相に期待する前に、自らの仕事を反省したらどうだろう?社説に画像が入ったのを、私は日本の新聞で見たことがない。Wall Street Journalは、いつも何らかの画像やグラフが含まれている。伝える意思が日本の新聞は低いのだろう。時代が移ろう中で、何が時代に置いていかれ、新しい変化を起こす主導権を誰が握るかは、いつも変化への適応力が核となる。中国は政治主導も、経済活動も、確実に変化を牽引している。日本は、政治も経済活動も時間が止まったままのようだ。

産経新聞・社説
神鋼の品質不正 統治不全で信頼を失った

日本経済新聞・社説
神鋼の不正報告は不十分だ

経済活動には「イヤなら買わなければいい」という、もっとも強い選択権を購入者が持っている。40年も不正がつづいていた会社に、報告のレベルの低さを社説で批判する意味などない。すでに信頼は地に墮ち、取引先はスイッチするだろう。日本製品への信頼?とっくにそんな妄想は消えている。もはや日本は値引きして買ってもらう製品の代名詞になる宿命を受け入れるしかない。やり直しだ。私たちの作るものに圧倒的商品力を持つものは極めて少ない。その事実を認めたくないからか、嘘をつく癖が付いてしまったのだろう。もう一度、正直になることからはじめるしかない。

Wall Street Journal
トランプ氏のアジア歴訪、APEC演説で台無し (2017.11.13)

人民網日本語版
習近平中共中央総書記がベトナム国会議長と会談 (2017.11.13)

アジア外交したのはトランプ氏のはずが、APECを経ても、注目を集めたのは習近平氏だった。主役の座を平然と奪えるのは、意図的かは別にして、アメリカ大統領の得意技だった。それがどうだろう、世界の注目はもう中国のリーダーに移っている。目立ちたがりなトランプ氏がどれだけ騒いでも、言葉を選ぶ習氏の言動の方が注目され、称賛される。中国メディアの過度な礼賛がなければ、習氏の発想はもっと協力者を増やすかもしれない。世界の主役は徐々にアメリカからアジアに移っている。経済だけでなく、リーダーシップも。これから、何もかもがシフトしていく。エンターテインメントも、トレンドも、価値観も。主役交代だ。

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