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3177.報道比較2017.11.13

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国内紙が休刊のため、中国とアメリカから。習氏と安倍氏が握手すると、一番最初の苦渋に満ちた習氏の表情を思い出す。数年経って、ようやく雪解けだろうか。政治を待たずに動いた方がずっと利益に預かれそうだ。

人民網日本語版
習近平国家主席が日本の安倍晋三首相と会談 (2017.11.13)

習近平国家主席は11日にベトナム・ダナンで、安倍晋三首相と会談した。
習主席は「中日関係改善のカギは相互の信頼関係にある。日本がより多くの実際的な行動と具体的な政策で中日が互いに協力パートナーであり、互いに脅威にはならないとの戦略的共通認識を体現することを希望する。歴史や台湾地区など中日関係の政治的基礎に関わる重大な原則の問題については、常に中日間の4つの政治文書と双方の共通認識に基づいて事を行わなければならない」と強調した。
また習主席は、「互恵協力は中日関係の前進発展の原動力だ。新たな情勢の中で、双方は二国間の実務協力の水準を引き上げ、地域経済一体化を積極的に推進し『一帯一路』(the Belt and Road)の枠組み内での協力の早期実現を推進する必要がある。」と指摘した。
安倍首相は、「日本は中国と共に努力して、来年の日中平和友好条約締結40周年を契機に、両国の戦略的互恵関係が引き続き前向きに発展するよう推進したい。日本は中国との間でトップレベルの交流を強化し、互恵・ウィンウィンの経済貿易協力を展開し、コネクティビティと『一帯一路』の枠組み内での協力を積極的に検討していきたい」と述べた。としている。

習氏と安倍氏が握手すると、一番最初の苦渋に満ちた習氏の表情を思い出す。あの顔は戦略的だったのだろうが、いま思えば大きな失敗だったと後悔しているはずだ。すでに日本を抑え、いつでも優位に立てる大国のリーダーなら、あの顔を安倍氏にさせなければならなかった。あれから数年の時を経て、ようやく日中には対話の環境が整いつつあるようだ。ふたりを見る限り、積極的な関係が生まれることはないだろう。中国に近づきたい私は、政治を待つことなく積極的に動きたいと思う。

Wall Street Journal
ビットコイン、史上最も派手なバブルか (2017.11.11)

元祖はチューリップだった。時代変わってハイテク株、続いて住宅市場へ。そして今、ビットコインが全てになっている。これら4つには共通点がある。金融バブル、もしくはバブルに似た状況にもまれた点だ。最初の3つはひどい結末を迎えた。ビットコインがどうなるか、まだ審判は下されていない。バブルは投資の熱狂状態を指し、いかなるファンダメンタルズ分析も適切に正当化することができないほどに価格が急騰することをいう。そうした相場上昇は通常、極めて大幅かつ急速で、たいてい暴落が後に続くが、それも同等の激しさであることが多い。今月に入り1ビットコイン当たり7000ドルを初めて突破し、年初来600%余りの上昇となった。3年前には300ドル程度だった。6年前の価格は2ドル。ビットコインの過去15カ月の値上がりは、ドットコム・バブル期終盤の15カ月におけるナスダック総合指数の上昇を8倍近く上回るペースだ。金融大手 クレディ・スイス ・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は、ビットコインこそは「バブルの定義そのものだ」と指摘した。 JPモルガン ・チェースのジェームズ・ダイモンCEOも、ビットコインは「詐欺」で、いずれ「吹き飛ぶ」との見方を示した。 ゴールドマン・サックス ・グループのロイド・ブランクファインCEOは米経済専門局CNBCに対し、「ビットコインはバブルの一種かも知れない」と語っている。
 一方で、金融業界がビットコインに熱を入れ始めている兆しは顕著になりつつある。ゴールドマンは先月、仮想通貨の取引事業への参入を検討していることを明らかにした。先物取引所運営会社の米CMEグループは、ビットコインの先物を上場する計画を発表した。実現すれば米金融機関のトレーダーにとっては、ビットコインに投資しつつ価格の変動をヘッジする道が開かれる。ビットコインの市場が機関投資家や個人投資家向けに広がる重要な一歩だ、としている。

ビットコインには、数年前に注目していた。買っても使えそうもない状況に呆れて手を出さなかった。今の状況を見ても後悔はない。未だに日本では使い道がない。テクノロジーと発想に興味を持ったからか、投資むけの金やIT株と考える対象としては、私には違和感がある。Apple株、Tesla株も、騒がれている時期に手を出したら、ビットコインよりもずっと利益が出た。今でも10株に満たない株をどちらも持っているが、明日、利益が吹き飛んでも構わない。ずいぶん楽しませてもらったし、買ったのは利益よりは未来やロマンだった。ビットコインにバブル臭がしはじめてから、ロマンは消えた。仮想通貨が世界のキャッシュに取って代わる日は来るのだろうが、それはiPhoneやモデル3の登場ほど清々しいものにはなりそうもない。なぜ金融ワールドは、いつもこうなるのだろう?興ざめだ。

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