ORIZUME - オリズメ

3169.報道比較2017.11.5

3169.報道比較2017.11.5 はコメントを受け付けていません。

産経、読売の社説のツボは的を得ている。中国には強硬な姿勢だった読売が、徐々に中国との関係改善に期待を寄せている。産経はTPPの可能性を信じ、推進に期待を寄せている。安倍政権に批判的だった朝日と毎日のひどさと比較すると、2紙のスタンスは違和感のある政権への迎合もない。正しい仕事をしている。

Wall Street Journal
トランプ政権のアジア太平洋戦略 (2017.11.4)

人民網日本語版
トランプ大統領訪問中にビジネス合意を 商務部 (2017.11.4)

トランプ氏のアジア外交は、中国外交、対北朝鮮外交のみ。後述の毎日の呆れる社説を見なくても、日本は同盟関係以外に何の外交テーマもない。経済でも、政治でも、あらゆる舞台で日本は中国に取って代わられている。これがしたたかに、日米同盟を担保に経済に集中するつもりなら絶賛する。朝鮮戦争の時のように、日本は特需に専念できる。だが、求めているものは逆だ。中国の膨張に恐怖し、北朝鮮対応には明確なプランさえ持たない。国内の経済にも指針もなく補正予算だけを積み増す始末だ。必要のない役割と圧力を求め、対抗できない中国との共闘を持ちかける。中国は、日本のようなアメリカと譲歩してまでの利益は不要だと5カ年計画で明示した。自らのやり方でナンバーワンになるのだと言い切った。国家主義の拡大には懸念があるが、もう大国としてのプライドを中国は主張しはじめている。アメリカとの緊張は高まり、これからはアメリカが譲歩する場面も散見することになる。日本と韓国は、中国に比較すれば絶望的な外交だ。

産経新聞・社説
TPP11 この機を逃さず合意図れ

読売新聞・社説
習氏の対日政策 関係改善へ指導力を発揮せよ

産経、読売のツボは日本の外交を意識する時期に的を得ている。中国には強硬な姿勢だった読売が、徐々に中国との関係改善に期待を寄せている。産経はTPPの可能性を信じ、推進に期待を寄せている。安倍政権に批判的だった朝日と毎日のひどさと比較すると、2紙のスタンスは違和感のある政権への迎合もない。正しい仕事をしている。
日本の組織の悪い癖が、朝日や毎日に出ている。リーダーを選んだら、自分の意に介さなくても決定とともに協力すべきだ。もちろんリーダーが不誠実なら批判すればいい。だが、足を引っ張るだけの抵抗はチームワークには不適切だ。

日本経済新聞・社説
100年に1度の変革に挑む自動車産業

私は、いまのモビリティの変化に大きなチャンスを期待している。日経の危機感が、私にはチャンスに見える。日本の自動車会社の半分がなくなっても、私はまったく驚かない。家電も、PCも、携帯電話もそうだった。自動車は、他の業界よりは戦略を持っていると期待しているが、既得権にこだわるなら他の業界と同じ結果になるだろう。

朝日新聞・社説
政治の可能性 「そんなもん」を超えて

大新聞社が若者を対象に枝野氏同様に感情に訴えようというなら、警告したい。これは産経がヘイトスピーチに似たような強硬な主張よりもひどい、非現実的な妄想だ。産経の場合は価値観が異なるだけだ。意見として存在し、考えるべき大事な主張だ。朝日の今回の主張は、せいぜい詩や歌にでもして語るべきものだ。メディアが社説として語るにはあまりに甘く、根拠も裏付けもない。感情にだけ訴えて何かできるのではないか?と思わせるなら、安倍氏がバラマキで懐柔しているのと手法は何ら変わりない。朝日のこの社説は、ポピュリズムそのものだ。
枝野氏はまさか理解しているだろう。選挙で勝てなければ、政治では負けだ。理念だけでは勝てない。バラマキで勝つのを批判するなら、別の戦略がいる。それが政治であり、社会でリーダーをやらせてくれと語る人の義務だ。

毎日新聞・社説
トランプ歴訪と北朝鮮問題 危機の打開は国際協調で

私は誤植かミスタイプかと思った。どこの誰がトランプ氏の歴訪に熱い視線を送っているだろう?アメリカの新聞も、毎日自身も含めた新聞も、すっかり相手にしていない来日に見える。どこまで手を抜き、いいかげんに書いた社説なのだろう?毎日の劣化はすさまじい。本気ならWall Street Journalのような要請を安倍氏に要請したらどうだろう?

Comments are closed.