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3073.報道比較2017.8.1

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世界中でメディア不信は拡がっているが、ここまで権力に迎合するメディアは日本くらいだ。他国は、ニセのニュースをつくってでも政権を批判しているというのに。

朝日新聞・社説
籠池夫妻逮捕 国有地問題を忘れるな

産経新聞・社説
籠池夫妻を逮捕 事実の徹底的な解明図れ

毎日新聞・社説
「森友」前理事長夫妻を逮捕 値引きこそ疑惑の核心だ

読売新聞・社説
籠池容疑者逮捕 「教育者」が公金を私したのか

政権スキャンダルへの関心が新聞は相変わらず強い。籠池氏がごまかしたカネが6000万。国の不明瞭な値引きは8億2000万。同じ血税をだましたのなら、どちらが優先されるべきかは自明だ。そのあたりは各紙の社説も理解しているようだが、政権の関与を疑うのは朝日と毎日のみ。相変わらず産経と読売は政府批判に及び腰だ。なぜ検察は小さな犯罪の逮捕から先に進め、行政や政府の巨悪に踏み込まないのか。国策調査のように国会と歩調を合わせるような動きをつづける検察を、なぜ追及しないのか。世界中でメディア不信は拡がっているが、ここまで権力に迎合するメディアは日本くらいだ。他国は、ニセのニュースをつくってでも政権を批判しているというのに。

日本経済新聞・社説
企業は賃上げと成長投資にも資金を回せ

人件費と投資を促すのは賛成。まともに投資して稼いでいる企業で、しっかり株価まで反映しているのは、ソフトバンクや日本電産くらいしか思い浮かばない。シャープはこれからが楽しみだが、トヨタも水素からEVに一気に投資を切り替えるだろうか?私が関わるIT領域で、日本の技術が世界に知られた記憶は、Ruby以降はない。技術がネットを通して流通する中、日本から発信されたものは極めて少ないだろう。やがて、ITは中国圏でさらに発展する予感。規制だらけのはずの中国に日本が負けるなら、日本は根本から反省が必要になる。学ばない姿勢に尽きる。

Financial Times
ポピュリズムを生んだのは「痛み」ではなく「慢心」 (2017.7.25)

久しぶりのFinancial Timesの妄想だ。苦しい体験をすれば目覚めるというなら、いまブレグジットを決断した英国が味わっている屈辱こそがその困難な体験だ。自らで選んだ苦しい選択で、せめて団結する社説を書いたらどうか?意味不明に困難を求めるより、分裂こそが社会の破滅の始まりだと思うが。

Wall Street Journal
トランプ政権のスカラムチ広報部長、就任10日で解任 新首席補佐官が要請 (2017.8.1)

うまくいっていない会社の役職は、コロコロと入れ替わる。アメリカ政府が同じ様相だ。アメリカはボロボロだ。メキシコに壁を作るどころか、アメリカはどこも穴だらけだろう。アメリカは孤立する。アメリカ第一主義が原因ではなく、自らの無様な行動で。

人民網日本語版
中国、上半期の輸出入が前年同期比で19.6%成長 (2017.7.31)

トランプ政権がつづく限り、中国やロシアは笑いが止まらないだろう。脅されても聞き流せばいい。アメリカは口ほどに何もできない。貿易黒字を縮小させて協力を演じながら、規模は膨らませて収益は維持する。この程度でディールが成り立つなら、中国はアメリカ第一にいくらでも協力すると言えるだろう。

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