ORIZUME - オリズメ

3040.報道比較2017.6.29

3040.報道比較2017.6.29 はコメントを受け付けていません。

目論みが狂った人たちが、冷や汗をかいているこの頃。暑さが来る前に問題を片づけられるだろうか?

朝日新聞・社説
稲田防衛相 首相は直ちに罷免せよ

毎日新聞・社説
稲田氏「自衛隊としてお願い」 自覚の乏しさにあきれる

失敗は、つづく時はつづく。これでは応援に行ったのか、邪魔しに行ったのか判らない。今までなら、傲慢さや緩みが発端かと思えたが、いまの自民党に余裕はないはずだ。ならば、もともと才能がない人たちが失言を繰り返していることになる。政府内、自民党内、与党内で内部の批判合戦がはじまったら、政権の崩壊もさらに現実味を増してくる。内閣改造まで持つだろうか?野党は批判だけでなく、準備を進めているだろうか?今のままなら、政権交代など夢にも想像できない。与党の失態を攻撃するより、本格的な政策と戦略をつくるべき状況だ。

産経新聞・社説
重病の劉暁波氏 中国は即時解放を認めよ

読売新聞・社説
対「イスラム国」 モスル奪還を壊滅に繋げたい

昨日同様、産経と読売のセンスの悪さが際立っている。もはやジャーナリズムと呼ぶよりは政府広報紙に近いのは明らかだ。株主総会が多数行われ、経済に目を向ければいくらでも話題はある。政治で自民党批判を避けたければ政策論争をすればいい。だが、学んでなかったのだろう。または、政府の政策があまりにも無策。語れる話題が見つけられない。結果、縁のない安全保障、外交の脅威にばかり話題を探す。いつまでこの状況がつづくだろうか?都議会選挙の結果次第では、産経と読売はもっと追いつめられる。

日本経済新聞・社説
東芝のメモリー事業はどこへ行くのか

東芝は、社説で取り上げるに値しない会社になった。すでに問題発覚から2年。上場廃止でも、誰も驚かないだろう。次に頭を悩ますのは政府ではないだろうか?非上場の会社に原発を委ねている現実は、受け入れにくいだろう。全体に、事業とは無関係な利害が多過ぎる。

Wall Street Journal
共和党が民主党上院トップに頼るとき (2017.6.28)

メンドウな説得を予想外にしっかりとこなしたトランプ氏のオバマ・ケア改正案は、すんなり進まない。成立の時でさえ紆余曲折と妥協の連続でできあがった健康保険は、改正にも同じだけの労力がかかる。批判だけは簡単。問題点を指摘して正せると言えば支持は得られただろう。だが、現実は、改正に伴う不利益に気づいていなかっただけという不勉強に過ぎない。行政はビジネスと明らかに違う。

Financial Times
外交論争でアラブ世界唯一の貿易圏が存亡の危機 (2017.6.27)

アメリカが秘密裏な工作など働いていない前提に立てば、いまの中東の台風の目はサウジアラビア、さらに言えばサルマン氏だ。イノベーションを推進する若いリーダーシップはポジティブに見えながら、外交では決して聡明には見えない。強硬を越えて過激に思える。
ロシアへの制裁の意味を込めてはじまった原油価格の下落は、シェールで潤ったアメリカ企業にも苦渋を味わわせたが、より強靭にさせた。一方で、今までの産油国は完全に計算が狂った。産油国ナンバーワンだったサウジアラビアが、もっとも苦しいのは当然。困窮度は相当なものだろう。国が無くなることさえ意識しているから、王位継承にも突然の変更があったり、カタールと絶縁したり、イランと対立したり…苛立ちが随所に見える。シェール革命が、中東をメルトダウンさせた。変化はチャンスであり、リスク。サウジアラビアは、もはやリスクを取らざるを得ないほど追い込まれている。

Comments are closed.