ORIZUME - オリズメ

2984.報道比較2017.5.9

2984.報道比較2017.5.9 はコメントを受け付けていません。

世界のリーダーは、プレゼンテーションと言い訳ばかりが上手な人が多くなってしまった。注目を集める言葉より、着実な数字で見える成果の方が価値があることを忘れている。

Wall Street Journal
マクロン氏勝利で一息ついた欧州 (2017.5.8)

産経新聞・社説
仏大統領選 EU危機を越える契機に

日本経済新聞・社説
マクロン氏は仏経済再生と欧州の安定を

毎日新聞・社説
仏新大統領にマクロン氏 欧州結束に引き戻せるか

読売新聞・社説
仏大統領選 EU崩壊を防いだマクロン氏

世界中、フランス大統領選挙へのコメントは変わらない。問題は山積。無党派で若いリーダーへの期待値は、しがらみが少ない分、とても高い。フランス国民は、自分の国の大統領を選んだのだろうが、世界はヨーロッパの未来さえマクロン氏に求めている。マクロン氏には、期待にプレゼンテーションではなく、結果で応えてくれる人であって欲しい。世界のリーダーは、プレゼンテーションと言い訳ばかりが上手な人が多くなってしまった。注目を集める言葉より、着実な数字で見える成果の方が価値があることを忘れている。オバマ氏の失望のはじまりは、期待値のがあまりに高かったことだ。アベノミクスもホラを吹き過ぎた。トランプ氏も自らでハードルを上げるのはなぜだろう?黙って仕事をするリーダーが欲しい。

朝日新聞・社説
憲法70年 9条改憲論の危うさ

フランス大統領よりは、安倍氏批判を先に置いた朝日は適切だ。政府の緩みが、安倍氏の発言や行動に現れはじめた。次に足下が危なくなるのは安倍氏自身の確率は十分にある。朝日は適切にペンを武器に使うべきタイミングだ。

Financial Times
あらわになる米国の「金権ポピュリズム」 (2017.5.3)

トランプ政権の経済政策に、かなり否定的なコラム。たしかに何の戦略も解決策もなく、辻褄さえ合わせずに提出された減税策は、信憑性もインパクトもなかった。法人税減税がアメリカ国内の雇用や設備投資を前提にしたものなら、まだトランプ氏らしさはあったのだが、たしかに何の根拠もない、共和党流のカネ持ち優遇減税だった。アメリカ経済が量的緩和の恩恵を受けて、FRBが利上げし、失業率が下がって完全雇用に近い好景気の末期に、なぜか減税。普通なら増税して、格差是正や、問題視されている教育への投資が有益なのだろうが…もともと論理破綻が売りのようなリーダーだ。今さら論理を求めても無理だろう。
5月ははじまったばかりだが、アノマリーで下げるSell in Mayの雰囲気はない。むしろ楽観がはじまった。「7の年のサイクル」と著名投資家が形容する波形にそっくりの動きをマーケットがしはじめている。過去に倣うなら、夏に相場が走る。トランプ氏は、そのサイクルを助長するような政策を進めている。

Comments are closed.