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2969.報道比較2017.4.26

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トランプ氏が100日の節目に近づき、成果を急ぎ過ぎている。選挙前、彼に感じた小心者のイメージが甦る。

Wall Street Journal
米世論、移民と自由貿易の支持が過去最高=WSJ/NBC調査 (2017.4.25)

トランプ氏が100日の節目に近づき、成果を急ぎ過ぎている。選挙前、彼に感じた小心者のイメージが甦る。決して良くない行動だ。
低い支持率への最後の抵抗だろうか、アメを連発し、過激な発言で物議を醸した話題はどんどん撤回している。公約と違うと言われれば小さな成果を強調するか、とぼけて今を肯定する。少なかった支持者は、失望して不支持に回るだろう。彼を嫌っていた人は安心するが、不信は増す。結果、支持率は何をやっても上がらない。この100日の中で、トランプ氏がもっとも評価を得たのがシリアへの空爆というのが哀しい現実だ。トランプ政権が支持率のために戦争しないことを祈る。

日本経済新聞・社説
国際収支の不均衡はいま大きな問題か

日経の主張を論理的に考えると、間違っているのはアメリカ政府だが、同時に批判すべきはアメリカに迎合しているIMFだろう。国際機関が超大国の言いなりの姿を見せれば、やがて破綻する。アメリカ政府は意図的に主張をコントロールしている。税率を上げずに、国家予算を増やしたい。そんな横柄な願望を叶えたいだけだ。

朝日新聞・社説
辺野古埋め立て強行 「対話なき強権」の果てに

沖縄を好きな立場としては哀しいが、翁長氏の能力不足、戦略ミスだ。沖縄は、おそらく日本でも特異なほど愛着を集められる地域だ。その地域の埋め立てを止められなかったのは、政府の横暴だけではない。一時は追い風の世論も得ていたのに、いつしか沖縄以外の日本からの関心を得られなくなってしまった。アメリカからさえ理解を得られるチャンスも成果につなげられなかった。抵抗だけでは、世の中は変えられない。変えるのが政治なら、翁長氏は政治のリーダーとして日本政府に能力で負けている。

産経新聞・社説
朝鮮半島の緊迫 国際的圧力をかけ続けよ

読売新聞・社説
朝鮮半島情勢 圧力強化は軍事・外交両面で

安倍氏に批判的なメディアは「北朝鮮問題は、森友隠し」との声も出ている。先週の緊張を振り返れば、危機を煽るだけで、具体的な対策を何ひとつ提示できないのが行政とメディアということが判っただけだ。どれだけ朝鮮半島が危ないか。外務省の海外安全ホームページを見ただろうか?

外務省 海外安全ホームページ

危険度に合わせて国別に色が付いている。韓国は?無色だ。インドやメキシコ、ロシアに行く方が気をつけた方がいいと外務省は言っている。これが公式な、日本の行政のスタンス。これこそが安全保障だ。紛争が起きる前、渡航注意報が出る。その気配はゼロだ。注意しなくていいのではなく、冷静に準備することが大切だ。いまの産経、読売、政府は、意図的に危機感を醸成している。冷静を疎外している。

毎日新聞・社説
今村復興相、暴言で辞任へ 内閣の緩みはすさまじい

人前に立つのが下手な人だったのだろう。今までも失礼なことを言っていた人が、注目を集めたら3連発。本人も他人も気をつけている状況だったことを考えると、人選ミス。安倍氏に責任は向かう。
世論の風向きが政権批判に傾きはじめている。政府も自民党も、無神経な人でなければ気づいているだろう。もう才能が尽きたのか、才能ある政権の印象は、長期政権になっても感じたことはない。どれだけの時間を安倍氏に与えただろう?経済政策とは、株価のこと?円安のこと?違うはずだ。これ以上、安倍政権に期待できるのだろうか?

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