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2957.報道比較2017.4.15

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トランプ氏が急速にノーマルに見えはじめた。社会がポジティブに受け止めると、ポピュリストは暴走する。むしろトランプ氏の危険は増したのではないだろうか?

Wall Street Journal
トランプ氏の方向転換、功績者は企業出身の政権幹部 (2017.4.14)

日本経済新聞・社説
日米対話で建設的な経済関係を築け

読売新聞・社説
日米新ACSA より深く広い安保協力目指せ

トランプ氏が急速にノーマルに見えはじめた。中国との対立回避がもっとも目に付いた変化だ。それ以外は、乱暴に言えば武力行使しただけ。支持率のためにミサイルを発射したのではないだろうが、社会がポジティブに受け止めると、ポピュリストは暴走する。今回の空気の変化は、むしろトランプ氏の危険は増したのではないだろうか?
貿易や経済は、トランプ氏が考えていたほど過激な方向転換はできそうもないが、アメリカの格差や中間層の不満が消えることはない。先鋭的な主張が消えただけで、国民に反論の強かったTPPに戻ることはないだろうし、貿易赤字にこだわりつづけるのは変わらないだろう。いまの世界は正論で動いていない。

人民網日本語版
中米経済貿易「100日計画」が発するシグナルは? (2017.4.14)

期限にも、猶予にも見える100日。アメリカが経済に求めているのは日米の経済対話と同様、貿易不均衡の是正だが、中国には北朝鮮問題でトレード・オフにする手が残されている。100日でアメリカが求めているのは、貿易赤字の減らし方ではなく、北朝鮮問題への安全保障だろう。

朝日新聞・社説
森友と財務省 交渉過程を明確にせよ

忘れかけていた森友学園問題。安倍政権に猜疑心を持っている朝日のような感覚なら、指摘したい時期だろう。
だが、今回の地雷は、時が経っても忘れられることはない。根回しで闇に葬れることも少なそうだ。安倍氏が誠実になるよりごまかしを選べば、結果はさらに悪化していくだろう。課題の多い時期だ。優先順位が高いとも思えない。後回しの方が、おもしろい事になるのではないだろうか?

毎日新聞・社説
「こども保険」構想 子育て財源確保の弾みに

この話題を読売が取り上げた時は、財源とセットの考え方を評価したが、財源だけの話をしている毎日には違和感がある。ひたすら税の帳尻合わせに終始している。本来、理想を求めてはじまった教育改革が理想を忘れるのは残念だ。理想を求めてカネの話を忘れた時には指摘した方がいいが、流れに呑まれて理想を忘れるのは間違っている。

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