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2059.Yosemiteにして、かなり困った「FileVault」トラブル。復旧しましたが…約7日浪費?

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2014年末にレポートしたYosemiteの困った問題ですが、実はこの時にさらに深刻な問題を抱えてました…。これは、ホントに深刻。復旧に7日以上要しました。(正確には、7日経っても正常に使えるだけで復旧してません。)

いくつか、事例が出ているようですが、FileVaultという「セキュリティとプライバシー」のところにあるディスクを自動的に暗号化する、という機能が、スタックして終わらなくなります。

FileVaultTrouble

この画面。電源アダプタを接続していても、再起動しても、何をしてもこの状態。
再起動すると、暗号化をまたはじめるといいながら、やっぱりこの画面。
いい加減、暗号化なんかイヤだ、と思っても、「FileVaultを切にする」ボタンを押しても(押すには、左下のロックを外す必要があります)「暗号化がすべて終わってからにしてください」と拒絶されます。

ええ…?
この問題は、出逢った人は世界中で怒ってます。そりゃそうですね。
さらに怒りを増幅させるのは、Yosemiteのインストールで「FileVaultをオンにした方がいいよ」と読み取れるような画面が登場して、デフォルトがFileVaultオンなこと。
大騒ぎになってないということは、うまくいく人が大半なんでしょうが…ハマった人はMacを返品した人もいるくらい。Discussion Boardは非難いっぱいでした。

FileVault stuck on “Encryption Paused”

ハマると身動きが取れない、公式な対応が未だにない、ハマっている間、暗号化のせいでMacのパフォーマンスがサイアク、よりによって暗号化でミスる?というあたりが怒りの火に油を注いでます。

そんな中で、日本はやっぱりそんなに騒いでないので、対策を海外から見つけました。
ディスクまわりなので、必ずバックアップを取ってからの作業をおすすめします。
ディスク全体を暗号化の途中でハマっている状況の深刻さを考えて、私はTime Machineにバックアップした上で、大事なデータはすべてDropboxにアップロードして、さらにハードディスクにもコピーしてから、リカバリー・ディスクがワークしない可能性も考慮して、USBでYosemiteインストーラを準備してからやりました。
何も起きませんでしたが、それだけの準備をした方が安心です。
最悪の場合、ディスクを再度フォーマットすることになります。

では、対策です。
元のソースは、AppleのDiscussion Boardの海外です。ユーザー・ネームscafedeを名乗るFedericoさんのアプローチです。

まず、Federicoさんの手法に入る前に、恐くないスタックの原因の探り方。

ターミナルを起動して「sudo fdesetup status」を実行

「fdesetup」これが、暗号化のプロセスのようです。こいつの稼働状況を確認します。
私の場合…
fdesetup
2回やってますが、1回目が、まさにハマっている時にやった結果です。
FileVaultがオン、Encryption(暗号化)はPending…やっぱりやってない。

ということで、次に。

ターミナルで「sudo fdesetup disable」を実行。(私は機能しませんでした)

このfdesetupをヤメさせるコマンドのようです。
実行したら暗号化が止まった、という人が、Discussion Boardにはけっこういます。
私は残念ながら「Sorry」と断られました。
ここでうまくキャンセルできれば「あとは暗号化を解除する」(必要なら、もう一度暗号化をオンにする)という手段に移れると思います。

ここからFedericoさんのアプローチに入ります。

PRAMのクリア。(option+cmd+p+rで、起動音が2回鳴る)

そのまま、cmd+rで、リカバリー・ディスクから起動し、ディスク・ユーティリティへ

DiskUtility1

暗号化したディスクを選択して「ファイル」から「ロックを解除」を実施。ロック解除用のパスワードが要求されます。私は管理者パスワードでOKでした。

DiskUtility2

選択しているパーティション・ディスクを修復

ポイントというわけではないですが、この時にフォーマットは「暗号化されたパーティション」になってます。
DiskUtility3

パーティション・ディスクのアクセス権を修復

ディスク全体(ボリューム)を修復:所要時間が10分程度かかりました

DiskUtility4
私は、ここで大量の不正に遭遇しました。
DiskUtility5
最初は、1分と言ってましたが、徐々に時間を使いはじめ、約10分後に…
DiskUtility6
なんとか復活しました。

おそらくなんですが、ここで復活しないときは、あきらめてフォーマットした方が良さそうです。
また、さっさとフォーマットしてしまう、というのも判断によってはいいかもしれません。
なぜなら、この作業が実施したのは、「暗号化が途中で中断してしまった状態を復旧する」だけで、暗号化を止めたわけでもないからです。
この後、私は暗号化を最後まで終わらせ、解除可能な状態にするまでに、7日間、Macを放置しなければならない無駄な作業時間を取られました。
判っていたら、素直にフォーマットしたかもしれません。

Time Machineから復旧できる、Yosemiteインストールと主要データを元に戻すなら時間が読める、と思った場合は、その作業方針をお勧めします。

ということで、私は、さらにここから無駄な時間を浪費せざるを得ませんでしたが…

再起動して、「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」の「FileVault」を開く

FileVaultTrouble2
スタックしていた暗号化が、またはじまるはずです。
ここで、私はもう一度ターミナルから「sudo fdesetup status」を実行してみました。それが、スクリーンショットで2の状態(Encryption in progress: Percent completed = 99.99)の状態です。
数分で終わりました。
おお!とここで喜んでいましたが…

暗号化の後に最適化。これがなんと…7日も。

1421125781gjW1iGoyEa8tJPz1421125757
先ほども書いた通り、最初からわかっていたら、ディスクをフォーマットしたかもしれません。
Time Machineから復旧した方が、明らかに早い。今ならそう思います。
延々、最適化してました。
しかも、動いてない?1年経っても終わらない日数がかかるの?と不安に駆られることもしばしば。
なんとかMacの負荷を下げながらも、作業をサボらせないために、

  • 液晶をなるべく暗くして
  • ネットから隔離
  • すべてのディスクをSpotlight対象から除外
  • スリープさせない
  • iTunesで音楽をひたすら再生
  • Time Machineをストップ

と、追い込んで…7日後。ようやく終わりました。

ようやく暗号化を解除。何日かかることやら…

FileVaultTrouble3
これで、ようやく暗号化が正常に終わった状態。ここからようやくFile Vaultを解除します。
「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」の「FileVault」から、「FileVaultを「切」にする…」を選びます。選べないときは、左下の鍵のロックをクリックして、パスワードを入れたら押せます。

これで、ようやく解除がはじまったようですが…
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相変わらず、笑えない1年以上かかる日付を言ってます。

もう、パフォーマンスも元に戻ったので、甘く休ませるわけにもいかず、ネットにもつなぎ、フル稼動で使いはじめました。
私は、もう当分FileVaultには興味ないです。
そして、Macへの信任が、Mac OS 8の時くらいまでタイム・スリップしました。
歴史は繰り返す…にならないことを祈るばかりです。

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