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2007.Tavi stopped blogging, but she is always moving.

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10月20日、ひさしぶりにアップデートされたTaviのブログは「もうこのブログを書くことはない」というポストだった。

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カリスマ・ブロガーと言われる人たちが登場したのは、いつだっただろうか?
彼女は、その筆頭だった。

ブログにあふれる類い稀なファッション・センス。
思慮深いコメント。
軽いフットワーク。

数々のファッションの場に登場すると、そのインプレッションを、テレビや雑誌よりも速く、Twitterやブログでコメントした。その影響度はどんどん高まり、いつしか、世界中のファッション・ショーにはTaviが招かれた。

私が、彼女に少しだけ逢えたのは、COMME des GARÇONSを彼女が愛していたから。
まだ10 CORSO COMOとのショップが青山にある頃、彼女がCOMME des GARÇONSにやってきた。
しばしば招かれるインビテーションは、COMME des GARÇONSなりのセンスなので「???」とたいていはスルーだったのだが、この時だけは胸が躍った。

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写真を撮ってもよかったのだろうが、当時のiPhoneでは狙わなかったのだろう。残っていないのが残念。
見た目は、すっごく小さい人だった。オーラみたいなものを感じられるほど近づけなかったけれど、まわりはすごかった。ファッション・スターが来たのかと思うほどのビデオやカメラとリムジン。
あの時、彼女はちゃんと、日本やCOMME des GARÇONSを愉しめたかなあ?

発信したい人。有名になりたい人。注目を集めたい人。
当時も、いまでも、世界中に星の数ほどの表現者がいる。
ブロガーが、SNSのフォロアーの競い合いになり、ユーチューバー?そんな人もいまはいる。
Taviが決定的に違ったのは、いまでも、当時でも、発信のクオリティ。

場は変わっても、彼女はいる。

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逢った時にも感じたのは、このインテリジェンスとセンスだった。
本物かどうかは、すぐにわかる。
彼女の表現物、そして彼女自身は、いつもファッションに対する経緯と、咀嚼してエレガントに見せるセンス、深い思慮がある。

「この服、すごくいいの。なんか。ハイになれるかんじ?」
「着こなしは、フィーリングで。誰でも似合いそう。」

そんなありがちなことは、彼女は言わない。
すっごいボリュームのコンテンツは、なかなか見たこともない専門のアートやファッションのキーワードにあふれている。
その深さが…好きだったなあ。

彼女は、埋もれることはない。動きつづける。
さらにエレガントになった彼女の活躍を、これからも楽しみにしている。

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