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1789.Amazonスマートフォン「Fire Phone」のポイント

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本日、リリースされた「Fire Phone」をamazon.comで覗いてみました。

価格

32GBで、AT&Tの契約付きで$199.00、デバイスだけだと$649.00。
けっこう高い…
機種変更や、日本からテストで買おうとすると70,000円程度。
iPhone 5sのSIMフリー16GBに値段を合わせてきた印象。

64GBで$100.00プラス(契約付き$299.00、デバイスのみ$749.00)。
(これもiPhone 5sの32GBと一致。)

発売日

7/25から出荷開始。
1か月後くらいからですね。

3つのOnly Fire Phoneのトピック

Dynamic Perspective

ティーザー・ビデオで見ていたものですね。
もう隠さずに、ビデオで分かりやすく見せてくれてます。
FirePhone3
マップでは楽しそうですね。
徒歩でのナビゲーションの時は、相当活躍しそうです。
最近は建物の中までナビゲーションしてくれるので、3Dの方がいい場面は多そうです。
作るのは…どうすればいいんだ?CSSでz-indexを指定するだけ?かもしれないですね。
それなら、既存コンテンツもすでに3D。日本のテレビがハマったような「コンテンツがないじゃん」は問題ないかもしれません。
もちろん、ゲームやAppは対応するには、時間が必要そうです。

Firefly technology

これが「Fire Phone」がAmazonである所以ですね。さすが。判ってる。
FirePhone4

カメラで撮ったら(例で言っているのはポスター、雑誌、名刺)、自動で電話番号、メール、Webを認識して、アクションにショートカットしてくれる。

キーボードも音声認識もいらないよ、カメラで撮るだけ、ということでしょう。
この方がよほどシンプルです。SiriもGoogle Glassよりも。
今までの枯れた技術で十分可能なテクノロジー。ですが、シンプルでハッピーです。
AppleやGoogleがすべきでしたね。
特許なんかのおかげで、できない理由があったんでしょうか?

ムービー、テレビ、音楽、大量のAmazonの製品にショートカット

ここが、Just Amazon。これがやりたかったんですね。
認識するのは、電話やメールを送りやすくするだけじゃないです。そのまま、音楽や本にリンク。
「買いたければ、どうぞ」と、世界最大のEコマースに誘導されます。
こういうと、Googleの広告のように不愉快に感じますが、スマートフォンのカメラの5-10%の用途は、こういうことだと思います。
店頭でショールーミングが問題になってるわけですから。
「ねえ、これ安いよ」「いいの見つけた」「これ欲しい」の時、あとワンクリックで買えてしまう時代になりそうです。

May day

いつでも、ヘルプ・コールがかけられる。
これも、Just Amazon。新しいビジネスのきっかけを見つけたようです。
FirePhone5
Fire Phoneから、Video Callで問い合わせできるみたいです。
どこまでがサポート範囲かは不明ですが、少なくともFire Phone使う時に困ったら、ビデオですぐヘルプ。(15秒で応答すると豪語してます。)Genius Barまで行かないでもいいよ、ということでしょう。
これ、金脈かもしれないですね。
日本ではなじみが薄いですが、電話やチャットで注文、ビデオチャットで問い合わせ、はPCやスマートフォンの使われ方で相当増えています。
何でもAmazonに訊けば応えてくれるようになったら…こわいですね。やりかねないです。
SiriやGoogle Nowよりは、確実です。相手が人間なので、
「あなたの言っている意味が、よく判りません」や、「もうカードはありません」がなくなります。
しかも「買う」には、世界最大のマーケットを持ってますからね。
「なんかお勧めのランチ教えて」と言っても「このAppを使ったらどうです?」「Kindleにいいコンテンツがありますよ」と伝えるのは簡単です。しかも…買う確立が高い。Googleの検索がバナーよりもリーチするのと同じ論理で、欲望やニーズに近ければ、広告はうるさいノイズから大切な情報に変わります。

カメラ、AndroidベースのFire OS 3.5、必要十分なCPU、オーディオ…

カメラはGalaxy S5とiPhone 5sの比較で「Fire Phoneが一番キレイ、とアピール。
OSがAndroidをカスタマイズしたFire OSで、Amazon AppstoreでゲームやSNSは十分に利用できます。
OSがKindle Fireと同じ、AndroidをベースにAmazonがカスタマイズしたFire OSの最新版3.5。
ゴムでコーティングされてるボディの質感が気になりますが、必要十分な印象です。
  
  
あとは、ビデオで推しているオート・スクロール、傾けると出てくるメニュー・ナビゲーションが楽しそうですね。
iPhoneだと、クルっと90度表示が切り替わるんですが、Fire Phoneはデバイスの傾きをOS Xがやるジェスチャーのように使うようです。
おそらく…Appleも試したであろうチャレンジですね。シンプルなナビゲーションなら、これで十分にワークして、かなり快適だろうと予測できます。
ただ、メニューが階層化しただけで、メニューバーは破綻しそう。スクロールのスピードの快適さは、個人差だけでなく、コンテンツや状況によってかなり変わる。論理ではここであきらめてしまうはずなのですが、仕上げたということは「そこまで複雑なことはしないと割り切る」か「とにかく徹底的に作り込んだ」のいずれかであることを期待してます。

地味にAmazonはiPhoneやAndroidのAppでバーコードリーダーや金額比較を提供していました。
AppleのApp Storeでのバージョンを見ると、最初のAppリリースは2011年。
偶然か必然か、Kindle Fireがリリースされた時期と一致します。
そこからずーっと研究してたとすれば、iPhoneなみの長期にわたって、地道に開発をつづけていたことになります。
Appleでも、Googleでもない、新しい価値観のスマートフォン。
期待したいですね。

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